笑顔でさよなら・・・①
今日のデイリーにおさちゃん登場!
インタビュー記事です
〔春野寿美礼 笑顔でさよなら〕
時期がきた
ー17年間のタカラヅカ生活を締めくくるサヨナラ公演を迎え、
今の率直な気持ちは?
「(今年6月の)退団発表から日にちがたつにつれ、自分が幸せだなと
感じることが深くなっています。
ふと考えると、ここでとても長い時間を過ごして、その時間と比例しない
くらい深く仲間やファンの方と接してきたので、最後だと思うと本当に
寂しいです。だけど、卒業していくことはうれしい。修行を終えて、
次に旅立っていけるわけですから。」
ー主演男役を5年間務めたことも卒業決意のきっかけに?
「経験が浅く未熟なまま、主演の立場になってしまった気がしてたんです。
自分は苦労すべきで、卒業までには5年はかかるなと思っていました。
1年半くらい前に、『もうすぐ5年だな』とあらためて自分の姿を振り返って
ちょうどこの時期かなと決断しました。」
にくい演出
ーミュージカルタイトルには、フランス語で「さよなら」を意味する
「アデュー」がついてますね。
「退団発表するより先に、作品のタイトルが出て『やってくれたな』と(笑)。
これでファンの方の間では、退団のウワサが広まっていましたから。
『あぁ、自分で言う前に』というのはありましたね。(演出の)小池先生は
私自身の持ってるキャラクターを生かした作品にして下さいました。
小池先生は、『さわやかな男役さん』というイメージを持ってくださっていて。
さわやかだけだと印象に残り残りづらいので、私が演じる人物に孤独、
秘密、葛藤、苦しみを背負わせたら面白い作品になるという考えがある
みたいです。自分の感性を生かしながら、お芝居の中での出来事を
どうとらえるかを大切に演じていきたいです。」
・・・なるほど・・やっぱり退団があっての『アデュー・・・』のタイトルだったのね
-つづくー
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