『アデュー・マルセイユ』『ラブ・シンフォニー』 〔ⅩⅦーⅳ〕
10/29(月) 13時公演(千秋楽)。
宝塚大劇場での最後の男役・・・
・・・・・そして最後のアナウンス・・・・
『 みなさま 本日はようこそ宝塚大劇場にお越し下さいました。
花組の 春野 寿美礼 です。 ただ今より 小池修一郎・・・・
・・・・・・・ 「アデュー・マルセイユ」・・・・・開演いたします。』
― 幕が開きました ―
(千秋楽以前の報告が、実は中途半端になっている事に気づきました
もう最後なので、今回はその続きから・・・・。)
お芝居・・・(10/13のつづきで・・・)
第8場 カジノ・オリオン
舞台は一転して、カジノ・オリオン
シモン人が運を賭けるのは 人生(じんせい)の・・・
こ、この「い」の声の出し具合がちょっとツボ
負け組は 一発・・・ここの「発」のところで
足を高く上げるクラウディアさんもカッコよくて素敵です。
ジオラモ(まっつ)を観たいのにジェラール登場からはやっぱりジェラール
普通のタキシードなんだけど、ジェラールは1番男前
スキャットもいいし、「ルイ・マレーです。」
(この言い方、声が好きただ、名前言ってるだけですが・・・・)
あと、もひとつ・・・電話の時の最後 「・・・Bonne Nuit・・・」 ここも
第9場 ホテル・ネプチューンのスイート
ジオラモ・・・まっつ、いい声
9場のジェラールは1番悪人ぽっくって
歌は最後のほうに少ししか 歌わないんだけれど、
ジオラモの歌の合間にボソボソっとしゃべるセリフが・・・
ウーン退団したらこんな声でセリフを言う事が無くなる・・・んだ
「・・・・・OK。」「仲間?」「あんたに会うのは2回目だ」
全部・・・好き。
第10場 街頭
千秋楽のシモン・・・最高でした(笑)。
ジェラールが本当に心配そうにシモンを見つめて・・・。
いつもは蝶々の洋服なんだけど、この日は「ピンクのサテンの生地で・・・」って。
多分ジモンのジェスチャーから 楽屋入りの時にゆうくんが着ていた服のこと?
だったと思います。そのあとジェラールにも白いのを作ってやるとか言ってたし・・・。
毎回、かわいい酔っ払いさんを日替わりで演じたゆうくんにありがと。。。
第11場 バザー(神殿A)
最初は気づかなかったけど
リシャールとモーリスが何気に目配せしています。
市長夫人のひーさん、インパクト大!(少ない出番、短いセリフなのに)
ひーさんはダンサーだけれど、ひーさんのお芝居、好きだったな。『ジャワ・・』『天の鼓』。
どんどんジェラールとモーリスの小芝居が増え・・握手した手をなかなか離さなかったり、
文句(?)を言い合ったり・・・
その声が毎回マイクを通して聞こえるか聞こえないか・・なのが歯がゆかったヮ
神殿での後姿、神殿にもたれかかる横からのシルエット・・・
(完璧です・・・・ウットリ注意報が・・・)
「忘れ物・・・」 ここはもう、あらためて語らなくても・・ね
日によって、ジェラールとマリアンヌの距離間が・・・ドキドキでした。
第12場 ホテル・ネプチューンのスイート(部分)
悪者チームのみなさんです。音楽と振付がピッタリ!
照明も最初グリーンで、おっしゃれ~。
でも最後までどーしても嫌いになれない(笑)悪者のみなさんでした。
東京公演、ナウオンに出るまっつ(未涼亜希)の話が今から楽しみです。
第13場 カジノ・オリオン
千秋楽のジャンヌとシモン、最後まで笑わせてもらいました
ジャンヌ、パワフル~パンチ(あっ!平手打ち)の効果音が入ってたよー
雪だるまくんも、欠けてたし
でもこのあとはジェラールとシモン・・・2人のお芝居。
(どーして信じてあげないのー?親友なんでしょー?信じてあげてよー!)
・・・と、いつも心の中でシモンにツっこんでた私
ジェラールの煩悶 いつもいつも熱唱。 愛! ・・・ 愛!この「愛」の歌い方が
叫ぶ感じだったり、語るようだったり、高音だったり・・・・
第14場 石鹸工場
「君が世の中の何を知っているというんだ?純粋なだけで・・・」
このセリフ何度聞いてもよかったジェラールが感情的になる数少ない場面。
アルテミスとオリオンの神話・・・(あんまりいい例え話ではないよね、ジェラール君)
第15場 チャリティ・バル(神殿B)
タンゴジェラールが出てくる前から、みんなが踊ってるのを見て涙
花組いいわ~・・ダンス、カッコいい・・・キレイ・・・色んな想いが・・
マリアンヌとのタンゴは・・・(毎回、心臓が・・・バクバク)
もう、マリアンヌとのタンゴだけでなく、
おさちゃんの踊るタンゴは全部(琥珀でしょ、ディナーショーでしょ、
エスペランサでしょ・・・いっぱいある。眉間のシワ~)
そしてその集大成が今公演の
タンゴ アルテミス
第16場 地下水道
地下水道に 下りたぞ・・・・(コーラス)
最初、コーラスの歌詞が???だった
『ル・サンク』見て、確認。
コーラスしながら、みんな」ちゃんと役を演じてる・・・
ギョームさんがトボトボ杖をつきながら移動し、
コーラスに参加してる姿は、緊張感ある場面なのにちょっと微笑ましい
もちろん、市長さんのソロも最初はびっくりしたけれど
し、市長さんだもんねマルセイユを愛してる市長さんだもんね。
頑張って、歌わなきゃ!マルセイユの危機!
地下水道の銃撃戦、オッかけっこは名場面(大好き)
みーんな、素敵舞台も凝ってる。盆が回って、柱があって、
銃撃戦がダンスでスピード感があって・・・。
(小池先生ありがとー)
最後のお芝居でこんな場面が観れて、幸せでした。
第17場 街頭~大階段
ジェラールとマリアンヌ・・・
素のお二人の境遇とちょっと重なっちゃて(涙、増量)
大人の2人です。
ジェラール・・・その声、視線、手の動き、おいで・・・・
いつも、MAMIちゃん・みこちゃんと幕間に好き勝手言っていた
「私らやったら・・いやがられても、来るなと言われても、振り払われても
絶対ついて行くわ」
「あんな、カッコイイ人・・・逃したらもう2度といてへんもん・・・」
「マリアンヌちゃん、ここはついていかなきゃ・・・ダメダメ」等々・・・。
(おばちゃん達の会話です・・・・ハハッ)←無視で・・・
次のシーン、大階段。
あっという間に着替えたジェラール
あ・・・・・あと数分でジェラールとお別れもう、ムラでは2度と会えない・・・
今日がほんとにほんとの「アデュー・・・」なんだ・・・そう思ったら
(オープニング) (エンディング)
ボン・ソワール マルセイユ → アデュー マルセイユ
お前に 会いたかったことか → お前が 懐かしいことか
俺に口づけしてくれ → 未来に向かい一人
大人になった男を → 旅立つ男を
ラストは歌詞も旅立ちバージョン
おさちゃんジェラールのお顔は
銀橋で一段と光輝き
「アデュー・・・・」という、何とも言えない温かみのある声とともに・・・
ジェラール(男役 春野寿美礼)は
爽やかに、かっこよく、舞台から去っていったのでした・・・・。
長くなってるけれど千秋楽の報告日記は当分続きそうだァ・・・・
ショー・サヨナラショー・パレード・フェアウェルパーティ・・・・・・・。
もう・・・約2週間が経とうとしてるのに
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