SAYONARAの日・・・(1)
サヨナラショーが終わって・・・。
退団者の挨拶。
はっちさん(夏美よう)が、退団者のメッセージを読みます。
退団者は専科の 立 ともみ さんを入れて5人。
立 ともみ
立さんを初めて知ったのは・・・そう、花組『エリザベート』のDVDでした。
シシィのパパ役だった立さん。
今でも、エリザベートのパパ・・・で頭に思い浮かぶのは、やっぱり立さんです。
ご自分でも、好きだった役は『エリザベート』のマックス公爵・・・と「宝塚 おとめ」に。
次は・・・『野風の笛』のDVD。またDVDでした。
この時はショーにも出演されていて・・・・。
うわッ、専科さんってスゴイなと思ったのを覚えています。
その後・・・・何故か映像で観ることはあっても、
生の舞台を拝見することが無かった 立さん
・・・・・でも今回、最後の最後で巡り会いましたね
退団はさみしかったけれど、花組の舞台に出演してくださるのは うれしかった
思えば、立さんは おさちゃんのお披露目とサヨナラ公演
両方に出演って事になるんですよね
専科・・星原美沙緒 同期・・尚すみれ
宝塚で生まれ 小さい頃から宝塚の舞台を観て育ちました。
今から思うと 舞台人となったのは 生まれる前から決められていたように思います。
今まで色々なことを学び、たくさん 経験をさせてもらいました。宝塚の舞台を通して
人間として成長させてもらったのだと思っています。
宝塚は私のすべてであり、生きがいでした。自分が選んだ道で、舞台一筋に
歩んでこれたことは、本当に幸せだと思っています。
― そして今、けじめの時をむかえました。
長い間 立ともみ を見守り、応援して下さいました皆様に感謝するとともに
宝塚歌劇団のスタッフの皆様の大きな愛を感じております。
そして何よりも 自分自身を誉めてあげたいと思っています。(ありがとうございます)。
宝塚は花園、心のふるさとです。いつまでも永遠なれと願って止みません。
宝塚ジェンヌである事に誇りを持ってこれからも前進していきたいと思っています。
みなさま、なが―い間 本当に本当に ありがとうございました。
嶺輝あやと
花組の中では長身のきよみちゃん。とっても存在感がありました。
『アプローズ・タカラヅカ!』のDVDを最初に買ってみた時・・・。
まさかあの堕天使のシーンのジェンヌさんが、そんな下級生だとは思わなかった
素顔はわりとおとなしくて、優しい感じのジェンヌさんなのに(想像)
舞台の上では結構コワイ系担当・・・みたいな役が多くって・・・。
でも、『くらわんか』のきよみちゃんは、大きいからだをふたつに折り曲げるようにして
腰の低い役にチャレンジしてたなあ。慣れない関西弁のセリフを一生懸命頑張ってた
花組・・高翔みず希 同期・・桜一花
初舞台からずっと見つづけてきた舞台の上から見る劇場のすがた。
今日、幕が下りた瞬間から 私の目には2度と映すことがないのだと思うと
不思議な気持ちでいっぱいですが、この劇場で 嶺輝あやと が生まれて9年、
確かに歩んできた道を決して忘れません。
進みつづけるには 楽な道ではありませんでしたが,立ち止まりそうになった時
いつも背中を押してくれる力がありました。家族・同期・花組の仲間です。
スタッフの方々、そしてファンのみなさま、
たくさんのお力を頂いて今 終着点に辿りつきました。宝塚という場所で学び、
成長させていただいたことを 明日への力として 前を見て頑張って参りたいと思います。
嶺輝あやと の人生にかかわって下さった すべての皆様、本当にありがとうございました。
花純風香
最初の頃はあんまり存在が?だったけれど
(すみませんいつも おさちゃんばかりみてたので・・)
気がつけば、ダンスのシーンの時は必ず中心になって踊ってた ひーさん。
スカイレポーターの天然ぶりが大好きでした。
素敵なダンスはもちろん『天の鼓』の響(ひびき)、『マラケシュ』のオーレリー、
『ファントム』のヴァレリウス、そして今回の市長夫人等々・・・印象に残る役を素敵に
演じられていた・・・。小(こ)目々カルテットまりんちゃんひとりなちゃったね
花組・・大伴れいか 同期・・悠真倫
今、こうして ここに立てる事を幸せに思います。
前回の公演を休演してしまいましたが、休演したことによって 舞台に立つ楽しさ、
仲間の大切さ、なにげに過ごしていた毎日が どれだけ素晴らしいものかを
あらためて気づく事ができました。こんな素晴らしい仲間に囲まれて 本当に幸せです。
幸せだからこそ 退団を決意できたのだと思います。
初舞台、ラインダンス振付の喜多 弘先生の「誠意と、根性と、努力を」という
教えを胸にきざみ、13年間歩んでまいりました。ここまでこられたのも、
手をさしのべて下さいました 上級生、いつも明るい 下級生・・
いつも私をベストの状態でいられるよう、支えてくれた 同期のるいちゃんとゆう。
諸先生方、スタッフの皆様、オーケストラの皆様、そしてなによりも この劇場に足を
運んでくださいました お客様の本当にお陰だと 心から感謝の気持ちで一杯でございます。
東京千秋楽までは、わたくしらしく 精一杯 頑張って参りますので どうぞよろしく
お願いいたします。本当に今日まで ありがとうございました。
鈴懸三由岐
としこさん・・・でまず思い出すのは『ラ・エスペランサ』のおさちゃんとのタンゴダンス
好きでした・・・・同期の愛を感じました。そして、『マラケシュ』の蛇。
一見、ちょっと恐い感じがしていたけれど、千秋楽(入り)のとしこさんはシャイで
とっても可愛い娘役さんでした。としこさんは挨拶で「大好きな 同期・・・。」と言っていましたが、
本当におさちゃんのお世話をよくしていたそうです。入り・・・は おさちゃんより先に、そして
まずおさちゃんのお手伝い。舞台が終わった後も自分のことは後回しにして、
先におさちゃんが帰れるようにお手伝いしてから・・自分のことをする・・・・。
その話しを聞いてから、としこさんを好きになりました(単純な私)。
おさちゃんと一緒に退団するかな・・・と思ってたらやっぱりそうだった。
カッコいいダンス・・・もう見れない
花組・・梨花ますみ 同期・・安蘭けい
舞台が好きです。宝塚が大好きです。ただ、ただこの思いだけでここまでひたすら
走ってまいりました。舞台で生きている自分が 本当に幸せでした。
一瞬一瞬の出来事が永遠でない事を知っているからこそ、1日1日が愛おしく大切でした。
そんな自分とも もうすぐ お別れだと思うと 寂しい気がしますが、まだまだ自分には
未知なる可能性を秘めていると信じて 歩き出してみようと思います。
こんなわたくしを いつも支えて下さったスタッフの皆様、無条件に受け入れてくれた
花組の仲間、大好きな 同期。
そしていつでもわたくしを見守り、応援して下さったファンのみなさま・・・
本当にありがとうございました。
さて最後は・・・おさちゃんです。
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