『エリザベート』…Ⅰ…
- 2009/05/30 (Sat)
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初見感想
☆瀬奈じゅん(トート)・・・
イメージカラーは赤(レッド)。
ブルートートのおさちゃんとは全く違うトート閣下でした(た、たぶん)。
初見ではしっかりトートを見れず(他のところにも興味いっぱいで・・・)、
しかも黄泉の国に行けずに取り残された落ちこぼれの私。
感想を言う資格が・・・・・
・・・・・なので、先日のさくらちゃんの初見をもとに少し書いてみます。
悲しい人の世を過ごし男が、昇天して浄化されてトート閣下として甦ったけど、
シシィーと出会って、熱い血が流れだす。
そうなのよ、トートはただ甦っただけでなく、もう まさに生き返った感じ。
熱い血・・・熱いトート、体温を感じる生身のトート。
初めて見た物を親だと思うヒナドリのように・・
ヒナドリ♪この表現がなんか私のツボだったのですが、内面はそうでも
う~んヒナドリにはみえなかったなぁ・・・(ゴメンナサイ)
ただただシシィーの後を追いかける。
拒まれても拒まれても、傷つきながらもただひたすら・・
衣装にちりばめられたストーンは閣下の涙の数、キラキラしてるだけに悲しい。
抑えたお芝居・・・これまでとは違ったあさこちゃん。
1曲1曲 丁寧に丁寧に歌うあさこちゃんでした。特に低音がよかったです。
徐々に熱い血が増えると共に、閣下の感情が激しくなり、更に追い求める。
最後のダンスはカッコよかった。
なんか踊るトートのなかでは過去最高かも・・・
ただカッコいいからなのか、おびえるシシィに???
死=トートって感じに思えないほどカッコいいからね・・・
なんでそんなに拒むの???って
ストーリーを無視してそう思っちゃうんです。
エリザの血が通ってるルドルフにも何か愛情を感じてるようにみえる。
ここは・・・ルドルフの演技もあるので 何とも言えないけれど、
ルドルフとの力(?)のバランスが・・・緊張感が・・・
いまひとつ私には伝わってこなかった。
ん・・・だからルドルフにも愛情感じてるっていう表現になるにかもね。
シシィー我が胸に飛び込んできた時の笑顔
全て包み込む優しい微笑み
ズーッと抑えていたあさこスマイル・・・
最後の最後であの笑顔をされると そりゃあファンは昇天しちゃうかな。
それより私はシシィの表情が気になった。
あーーー絶対客席のあさこファンのほうがいい表情してるはず。
そう思った。(間違いない!)
次回の観劇は、もう少しちゃんと見れると思うので、
今回はあくまで初見の感想です。
☆凪七 瑠海(エリザベート)・・・
公演が始まる前から話題のエリザ。他組から特出、しかも男役で下級生。
タイトルロールだしね・・・。
ビジュアルはOKでした。ちょっと横顔が美しくないような気もするけれど、
あさこちゃんのお顔が大きく見えるほどの小顔
娘役さんでもなかなかいないほどの(?)スタイルの良さ。
声もいい。しっかり発声できているのか?聞き取りやすい。
でもお芝居は・・・まだまだだったかも。
前半は良かったと思いました。過去のシシィの中でも良かったほうかと。
ただ・・・歌。
歌は確かに歌えているんだけれど(ここが1番大事なのかもしれないけれど)
気持ちが、表現力が今ひとつ。
きりやんフランツとのデュエットとか感動したけれど、キリヤンが上手いからなあ。
でもどんどん良くなっていくんだと思います。
そこに期待しておきます。
☆霧矢大夢(フランツ・ヨーゼフ)・・・
きりやんのフランツ、良かったです。
やっぱり安定しているっていうか上手いんです。
歌・・・低音も聞きやすくて、伸びのある高音はうっとり。
優しくてマザコンのフランツ、
エリザベートへの気持ちが伝わってくるお芝居は流石でした。
長くなりそうなので今日はこの辺で
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